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戸賀敬城オフィシャルサイト トガナリ。「戸賀なりの毎日」
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戸賀敬城の「イマ」を垣間見れるサイト。「トガナリ。」

戸賀敬城の仕事論,トガナリ。

戸賀敬城の仕事論

─ 現在の肩書きは?

編集者・プロデューサー。ディレクターもそうだけれど、プロデューサー業も編集者の仕事と似ている部分があります。限られた予算や時間のなかで、いかに最大かつ最善の結果を出すかマーケティングから始まり、そこにどういうお客さんがいて、どんなことを企画すれば人(お客様)がどれだけ来るかを考えながらものづくりやサービスなどを最適化していく仕事。手がけたプロデューサー業は幸いにも今のところ全てうまくいっています。編集者という仕事は“潰しが利かない”と言われることも多いけれど、編集者が他業種のプロデューサーとしてやっていくのもこれからの時代はいいと思う。編集者の仕事がメディア以外でも通用するのが、プロデュース業ではないかと思います。

戸賀敬城の仕事論,トガナリ。

ー 独立してから変わった、仕事に対する向き合い方

達成するべき目標が自分で設定できるようになったことが大きな変化。会社員時代の、会社から降りてくる目標を達成するのではなく、自分でクリアできそうな目標を設定してひとつずつ達成していくので、目標に対するアプローチ法が変わりました。

あとはこれまで月曜から金曜まで平日は毎日入っていた会食を1月からは1日減らしたいと思っています。そしてできれば週休3日体制にして体を休ませる日を増やしたい。できるかわからないけれどゴルフも週2日までにしたい(笑)

─ 編集長時代の経験をプロデューサー業に活かす

ユーザー(読者)の趣味嗜好を分析してマーケティング戦略を組み立てている。ユーザーのライフスタイルを細かく設定して、パフォーマンスを最大化するようにしています。編集長を務めている大丸松坂屋の富裕層向けメディア J プライムは大丸松坂屋で取り扱いのないブランドもあえて紹介してPVを上げただけでなく、読者の滞在時間を長くすることに成功しました。

戸賀敬城の仕事論,トガナリ。
戸賀敬城の仕事論,トガナリ。

Photograph / Yuichi Sugita

ー 仕事における座右の銘

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(=一身を犠牲にするだけの覚悟があって、初めて活路を見出し、物事に成功することができる)。自分のいいところは飽きっぽくて落ち着きがないところで、仕事もプライベートも“真面目にミーハー”をやって楽しんでいます。自分のことをやたらと良く言う人が多いけれど、しっかりと実績が伴わないと意味がないですよね。

─ アンバサダーとプロデューサーの違い

アンバサダーは表に出るPR担当者といった存在だと思っています。表に立つアンバサダーに対して、裏方としてチームをまとめていくのがプロデューサー。アンバサダーを依頼されて引き受けた仕事でも、ブランディングや製品づくりに対して意見を求められてプロデューサー的に関わっていくことも多いです。自分が関わるからにはその商品が売れないと嫌なので、これは売れる!というものになるようにアドバイスしていきたいです。

現在アンバサダーを務めているのはアスタリフト メン。ブランドディレクターを務めているのはヒルトン。クリエイティブディレクターをやっているのはアウール。プロデューサーとディレクターは近いものがあるけれど、プロデューサーは製品やブランドイメージだけでなく多岐にわたって関わるから、一冊としての構成のバランスや制作コストなども見ていかなければならない編集長的な仕事。一方でディレクターは編集者に近い仕事だと思う。目立ちたがり屋と思われているかもしれないけれど、そうじゃないのでアンバサダーよりもプロデューサー気質なんですよ(笑)

ー 世間のイメージと、“自分が思う自分”のギャップ

タレントっぽくて表舞台が好きと思われているかもしれないけれど、自分としては裏方気質だと思っています。仕事で人前に出なければいけない時は、その前の数日は食べたいものを我慢したり筋トレして体を絞ったり、摂生しないといけないので大変です(笑)

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