トガナリ

Column

25/8/9

vol.19 キャディバッグが余裕で積めます(笑)。今でも気になるプジョーRCZ

当時の戸賀編集長と、プジョーRCZ

数々のクルマを乗り継いできたことから、業界でもかなりの“クルマ通”として知られる戸賀敬城。彼が選ぶクルマが持つそれぞれの魅力、さらには、そこから読み取ることが出来るクルマ選びの基準を、本人の口から語ってもらうのがこの『愛車遍歴決定版!』。話の聞き手は、戸賀(トガ)のCar Ex編集部時代の同期であり、フリーランスエディターの菅原(スガ)。編集部時代は、仕事も遊びもほとんど一緒に過ごしていたという「トガ&スガ」ならではの、懐かしい昔のこぼれ話もお楽しみください!

 

スガ 今回もいつもと同様に、前回の振り返りからスタートです!
前回&前々回では、彼女(今の奥様)にデビアスの「プロミス」というワンオフモデルの指輪をプレゼントするために、お気に入りのレンジローバーを売却したトガは、安くても所有欲をみたしてくれるクルマとして、スマートのカブリオをチョイス。
しかし、彼女にレンジローバーを売って指輪を購入したことがバレてしまい、「トガッチには、本当に好きなクルマに乗って欲しい。お金は私が貸すから」と彼女から涙ながらの提案をされることとなった。
資金に余裕がなかったトガは、ありがたく彼女の提案を受け入れることになるが、本当に好きなクルマと言われて、まず頭に浮かんだのは、トガとくればのポルシェ 911。
本当はターボが気になっていたが、予算の都合上、カレラSを選択することに。
ところがこのカレラS、実際に乗ってみると、RRでありながらハイパワーをメチャクチャ愉しめるクルマであり、何よりも本当に運転が楽しいクルマだったことが判明。
さらにハイパワーでありながら、数年後に乗ることになる997のGT3のように「クラッチが重過ぎる」ということもなく、運転が楽だったのもお気に入りのポイントだった。
運転が楽しいから、彼女といろいろな所に出掛けた思い出も多く、リアシートを倒せばキャディバッグを2本載せられたことから、ゴルフの練習や2サムゴルフに行くことも。
しかし、リアにキャディバッグを積むと、インテリアにかなりの傷を付けてしまうことが明らかになる。
愛してやまない911の内装を傷付けてしまうことに耐えられなかったトガは、泣く泣くカレラSを手放すことを決意。
新たな愛車探しをスタートさせることになるのだった!
みたいな感じだよな。

トガ お、今回はあまり悪意を感じない振り返りだな(笑)。

スガ でもさ、ポルシェを売却したといっても、カレラSは限定車でもないから、高値で売れたりはしないよな? 新しいクルマを買うための資金は、まだまだ少なかったんじゃないの?

トガ ところがだな、スガ。このカレラSが思いの外、高値で売れたんだよ。当時のポルシェでも、マニュアルが少なくなっていたこともあって、タマ数が少なかったんだろうな。
だから、クルマ探しにしても、スマートのカブリオを探し出した時と違って、精神的には楽だった。
あ、カレラSを購入する時に借りた金も、カレラSが高値で売れたこともあって、しっかり返済できたことは報告しておくよ(笑)。

スガ もう返済しちゃったのか! 借金があるトガをもうちょっとイジりたかったのに(笑)。
で、トガは、次はどんなクルマに目を付けたの?

 

 

金が無いなら、まずは優先順位を考えてみる

 

トガ まず、クルマ探しのための優先順位を考えてみたんだよ。俺的に外せないのが、輸入車であること。さらに本国仕様のまま乗りたいっていうこだわりがあるから、ヨーロッパの車に乗るんだったら左ハンドル、イギリスの車に乗るなら右ハンドルが絶対条件。メーカーの都合でできないこともあるけどね。

スガ 『金はあまりかけず、ドライビングが楽しめて、キャディバッグも余裕で載せられる』っていう必要項目を加味して考えてみると……そんなクルマ、あるか?

トガ 無いんだよ(笑)。だからまず探したのは、ヨーロッパの車で左ハンドル、そしてマニュアルの車だった。
ボディサイズ小さくてもいいけど、『リアシートを倒せば無理なくキャディバッグ2つ+αが積めて、彼女とゴルフの練習&コース、何なら小旅行にだって行けるクルマ』って感じで探し始めた。

スガ 絶対に無い(笑)。その当時は輸入車であっても、日本に輸入するクルマは右ハンドルっていう傾向が強くなり始めた頃だよな。
日本仕様の外国の大衆車的なクルマは、軒並み右ハンドルに変わっていたんじゃなかったっけ?
それに、カレラSでさえマニュアルが少なかったんだよな? 左ハンドルのマニュアルなんて、簡単には見つからないだろ?

トガ そうなんだよ。確かに金さえ払えれば、お高いクルマで左ハンドルのマニュアルはまだまだあった。でも、当時の俺にはそこまで余裕がない(笑)。
さて、どうしたもんか? と考えていたタイミングで発表されたのが、俺の好みにドンピシャなクルマだったんだよ(笑)。

 

 

400万円ちょいで買える、魅力的な小型車を発見!

 

スガ マジで? そんなクルマあったっけ?

トガ あった。素晴らしいタイミングで発表されたモデル、それが、『プジョーのRCZ』だった。
このクルマ、1.6リッターターボの2×2で、右ハンドルはオートマなんだけど、左ハンドルだけは、なぜかマニュアルなんだよね(笑)。
値段も確か400万ちょいぐらいだった。クルマのサイズ的には小さいけど、何より価格が、当時の俺にはかなり魅力的だった。

 


オールレザー風に仕立てられたコクピットは、随所にクロームを使うことで上質感を表現している


 

スガ いや、400万はけっこう無理してない?(笑)。

トガ ちと無理はした(笑)。でも、左ハンドル、マニュアル、1.6リッターターボなら走りは楽しめそうだし、価格も400万なら何とかなる。
ということで、購入を決定したんだよ。早速、クルマを探し始めたんだけど、そこで見つけたのが、屋根が黒、ボディがパールホワイトで内装も黒のRCZだった。
すごく凝った作りで、ダッシュボード回りなんか一見レザー張りに見えるけど、実際には合皮を貼っていたり、ステッチ風なものも効いていて、とても400万円のクルマとは思えない完成度。
FFのみで四駆はないんだけど、俺にとってはまさにドンピシャな1台だった。
ルーフの素材がカーボンで、さらにバブルルーフを採用しているあたりのこだわりも、スポーツカー好きの俺には刺さった。

 


ルーフとリアウインドウに2つの膨らみがある「ダブルバブルルーフ」が特徴のRCZ。中央のくぼみが空気の流れ調整することで、リアの接地性を高めているという


 

スガ なるほどね。ではここで、1番大事な質問。そのRCZ、今度こそキャディバッグは問題なく積めたんだろうな?

トガ しっかり積めました(笑)。リアシートは荷物置き場にしかならないサイズだったけど、シートを倒すとキャディバッグが縦に3本載るぐらいの広大なスペースが生まれる。さらにハッチバックがガバッと上に開くから、積んだキャディバッグの上に、さらにボストンバッグ載せることもできた。
ちなみに当時のフィアンセである妻と、二人でゴルフや小旅行に行くには最高の車だったよ。

 


リアシート自体は荷物置き場にしかならないものの、それを倒すとキャディバッグを3個積めるスペースが出現


 

スガ ちなみに、走りはどうだったの?

トガ FFなのにテールスライドができるんじゃないかっていうくらい安定志向のクルマだった。俺的にはかなり楽しく走れたクルマだったね。

スガ 「テールスライドできる」じゃなくて、「テールスライドができるんじゃないか」って話すトガに、成長を感じる(笑)。

トガ うるさいよ(笑)。良くも悪くもFFの癖は強いんだけど、攻めた走りも楽しめるし、マニュアルも操作しやすかった。久々に小排気量のマニュアルで、面白いと思えるクルマに乗ったのがRCZだったね。
今でも『RCZのマニュアル』ってネットで検索することがあるんだけど、意外なことに、あんなに良いクルマなのにも関わらず、まだプレミアはついていないんだよ。
だからスガ、もしかしたらRCZは、今が買いなのかも知れないぜ!

 


戸賀編集長が、「FFなのにテールスライドができるのでは?」と感じてしまうほどRCZは安定志向のクルマだったという


 

RCZの思い出話

 

トガ ちょっと話しは脱線しちゃうんだけど、RCZには面白い思い出もあるんだよ(笑)。 当時の俺は、メンクラ編集部にもRCZで通勤していたんだけど、近くの出光のガソリンスタンドによくクルマを置かせてもらっていたんだよ。

スガ キラー通りにある出光?

トガ そうそう。仲良くさせてもらっていたから、そこにRCZを置いて、後で取りに来るよって言ったまま、一日止めちゃったりしてさ(笑)。

スガ 相変わらずだな(笑)。

トガ で、ある時スタンドから、「戸賀さん、早くクルマを取りに来てくださいよ〜」って電話かかってきたから、当時のアシスタントだった藤倉に取りに行かせたんだよ。

スガ お、俺も知っている藤倉くんの登場(笑)。

トガ そう、あの藤倉が、キラー通りの出光から青山通りに向かう途中、スキーショップ次郎あたりから150mぐらいの緩~い坂道で、半クラを使いまくったらしいんだよ(笑)。

RCZのマニュアルには、ヒルスタートアシスタンスっていう坂道発進を補助する機能が付いていたのにも関わらず半クラを使いまくった (笑)。

会社の入り口から駐車場までは30mぐらいだったんだけど、会社のドア開けた途端に、クラッチの焼けた匂いと、白煙がぼうぼう上がっていたんで、火事かと思った(笑)。

スガ うわ〜、想像できちゃう(笑)。

トガ でも驚いたのは、その後。そんなことがあったのに、その後のRCZのクラッチにまったく問題が無かったんだよ。なんとなく、ドイツ車に近い感じがするクルマだったね。

猫足なフランス車でもあったけど、ドイツ車使いっていうのかなぁ、そんな使い方もできる本当にいいクルマだった記憶があるよ。

 

 

小排気量の車が持つ魅力

 

スガ RCZ、かなりトガのお眼鏡にかなったって感じかな?

実用性もあるし、走りも楽しめる。それでいて400万円ちょい。今考えると、バーゲンプライスと言っても良いくらいのクルマだよね?

トガ 本当にそう思う。小型車だけど、また小型車の違った一面を教えてくれたクルマだった。

基本的なことを言うのを忘れていたけど、やっぱり小排気量の車って、ちょっとしたタイミングでもアクセルを全開にしやすいだろ? 全開って言うと暴力的なイメージを持たれがちだけど、小排気量の車をキビキビ走らせるには、ある程度は積極的にアクセルを踏む必要がある。

RCZやアバルトもそうだけど、小さい車、小排気量の車ならではの喜びっていうのは、常にエンジンの回転数を上げながら、運転を楽しめるところにもあると思うんだよ。

スガ 昔で言うところの、ボーイズレーサーって感じだな。

トガ 本当にそんな感じ。ボーイズレーサーでありながら、実用性も高い。クルマ好きな若者にオススメしたい1台だね。

 

 

RCZ、かなり気に入っていた証拠に2台乗り継ぎました

 

トガ じつはRCZ、その後パールホワイトのRCZから、ブラウンメタリックの限定車Brownstoneに乗り換えているんだよ。ボディ色、内装が変わっただけで、ほぼ同じスペックの左ハンドルのマニュアルに (笑)。

スガ 何かレンジローバーの時に同じようなことを聞いた気がする(笑)。でも、今回は限定車か。また限定好きの血が騒いだのか?(笑)

トガ 確かに、限定が好きということもある(笑)。でもRCZは本当にいい車だったから、ちょっと他のカラーも試してみたくなったんだよ。

スガ それもレンジローバーの時に聞いた気がする(笑)。

トガ 実際は、1台目のパールホワイトのRCZの下取りが良かったのが一番デカいんだけどね(笑)。

俺に言わせてもらえば、RCZって、今、中古で買っても絶対に悪くない1台だと思うんだよ。まずRCZは、プレミアがついてないから現状ではかなり安い。

プジョーが持つ、上品、上質、知的さに、RCZの骨太な感じと、明らかに肉食系な佇まいを併せ持つRCZが、驚くほどの価格で買えてしまう。

人と被りたくないって人の車の選択肢としては、大いにありだと今でも思うよ。

スガ 確かに俺たち世代からすると、免許を取ったばかりの子どもに与えるにも最高の1台かもね。

っていうか、俺が乗っても良いじゃん(笑)。ちょっと調べてみたら、150万円くらいから店頭に出ているみたいだし。

トガ だろ? マジで狙い目だと思うよ。

で、RCZの次は、久しぶりのセカンドカー生活に入るんだよ。

前回のカレラSの時も話したけど、メンクラの売り上げが伸びてきたのと同時に、編集部内のゴルフ熱も高まってきたんだよね。

スガ 世界文化社時代、岸田さんがゴルフを始めた時に似ている状況だな。クルマ系の雑誌の編集部なのに、みんながゴルフのスイング・チェックをしている異様な状況(笑)。あの頃にトガも俺もゴルフを始めたもんな。

トガ そう、まさにあんな感じ(笑)。

そこまてゴルフ熱が高まるとキャディバッグが積めて、4人が乗れるクルマが必要になってくるんだよ。世界文化社時代は、俺もスガも若手だったから気にしなかったけど、メンクラ時代の俺は編集長。
編集部員との親睦をさらに深めるためにも、ゴルフ場に向かうまでの道のりは、本当に貴重な時間だった。
会社では話せないようなことも、あの車内なら話せる雰囲気があるからね。
RCZを選んだのも、自分の所有欲を満たす1台とゴルフに4人で行くための1台という、今後の2台持ちを考えてのチョイスだったんだよ。

スガ なるほどなぁ。編集長ともなると、そこまで考えたクルマ選びが必要になるんだな。トガも立派に成長したもんだ。

トガ その言葉、スガにだけは言われたくない(笑)。

ということで、次回は久しぶりのセカンドカー。キャディバッグが積めて、4人が余裕で乗れるクルマのことをお話ししたいと思います!

そう。仲良くさせてもらっていたから、そこにRCZを置いて、後で取りに来るよって言ったまま、一日止めちゃったりしてさ(笑)。

スガ 相変わらず、トガは酷いヤツだ(笑)。

トガ で、ある時スタンドから、「戸賀さん、早くクルマを取りに来てくださいよ」って電話かかってきたから、当時のアシスタントだった藤倉に取りに行かせたんだよ。

スガ お、俺も知っている藤倉くんの登場か(笑)。

トガ そう、あの藤倉が、キラー通りの出光から青山通りに向かう途中、スキーショップ次郎あたりから150mぐらいの緩~い坂道で、半クラを使いまくったらしいんだよ(笑)。

RCZのマニュアルには、ヒルスタートアシスタンスっていう坂道発進を補助する機能が付いていたのにも関わらず半クラ使いまくり (笑)。

会社の入り口から駐車場までは30mぐらいだったんだけど、会社のドア開けた途端に、クラッチの焼けた匂いと、白煙がぼうぼう上がっていたんで、本気でびっくり。火事かと思った(笑)。

でも驚いたのは、その後。そんなことがあったのに、その後のRCZのクラッチ、まったく問題が無かったんだよ。なんとなく、ドイツ車に近い感じがするクルマだったね。

猫足なフランス車でもあったけど、ドイツ車使いっていうのかなぁ、そんな使い方もできる本当にいいクルマだった記憶があるよ。

 

 

小排気量の車が持つ魅力

 

スガ こんなに褒めるのは、レンジローバー以来だな。RCZ、かなりトガのお眼鏡にかなった感じ?(笑)

まぁ、実用性もあるし、走りも楽しめる。それでいて400万円ちょい。今考えると、バーゲンプライスと言っても良いくらいのクルマだったんじゃない?

トガ 本当にそう思う。小型車でも、また違った一面を教えてくれたクルマだったよ。

基本的なことを言うのを忘れていたけど、やっぱり小排気量の車って、ちょっとしたタイミングでもアクセルを全開にしやすいだろ? 全開って言うと暴力的なイメージを持たれがちだけど、小排気量の車をキビキビ走らせるには、ある程度は積極的にアクセルを踏む必要がある。

RCZやアバルトもそうだけど、小さい車、小排気量の車ならではの喜びっていうのは、常にエンジンを回して運転を楽しめるところにもあると思うんだよ。

スガ 昔で言うところの、ボーイズレーサーって感じだな。

トガ 本当にそんな感じ。ボーイズレーサーでありながら、実用性も高い。クルマ好きな若者にオススメしたい1台だね。

 

 

RCZ、かなり気に入っていた証拠に2台乗り継ぎました

 

トガ じつはRCZ、その後パールホワイトのRCZから、ブラウンメタリックの限定車Brownstoneに乗り換えているんだよね。ボディ色、内装が変わっただけで、ほぼ同じスペックの左ハンドルのマニュアルに (笑)。

スガ 何かレンジローバーの時に同じようなことを聞いた気がする(笑)。でも、今回は限定車か。また限定好きの血が騒いだ?(笑)

トガ 確かに、限定が好きということもある(笑)。でもRCZは本当にいい車だったから、ちょっと他のカラーも試してみたくなったんだよ。

スガ それもレンジローバーの時に聞いた気がする(笑)。

トガ 実際は、パールホワイトの下取りが良かったのが一番デカいんだけどね(笑)。そんな俺に言わせてもらえば、RCZって、今、中古で買っても絶対に悪くない1台だと思うんだよ。まずRCZは、プレミアがついてないから現状ではかなり安い。プジョーが持つ、上品、上質、知的さに、RCZの骨太な感じと、明らかに肉食系な佇まいを併せ持つRCZが、驚くほどの価格で買えてしまう。人と被りたくないって人の車の選択肢としては、大いにありなだと今でも思うよ。

スガ 確かに俺たち世代からすると、免許を取ったばかりの子どもに最高の1台かもね。っていうか、俺が乗っても良いじゃん(笑)。ちょっと調べてみたら、150万円くらいから店頭に出ているみたいだし。

トガ だろ? マジで狙い目だと思うよ。

で、RCZの次は、ついに久しぶりのセカンドカー生活に入るんだよ。この話しは次の回でしたいと思います!

 


プジョーRCZ LHD

 全長×全幅×全高:4290mm×1845mm×1360mm
 ホイールベース:2610mm
 トレッド前/後:1580/1600mm
 駆動方式:FF
 車両重量:1350kg
 最高出力:200ps(147kW)/5800rpm
 最大トルク:28kg・m(275N・m)/1700rpm
 種類:直列DOHC4気筒ターボ
 総排気量:1,598cc
 価格:¥4,230,000(税込)※2011年当時

文・菅原 晃