top of page
戸賀敬城オフィシャルサイト トガナリ。「戸賀なりの毎日」
戸賀敬城オフィシャルサイト トガナリ。「戸賀なりの毎日」

戸賀敬城の「イマ」を垣間見れるサイト。「トガナリ。」

#10「ディカプリオ、単独インタビュー。」

更新日:3月30日


2012年11月11日(日)

タイトル「ディカプリオ、単独インタビュー。」


ディカプリオと戸賀敬城


期せずして再開となったディカ様。
一度目は2年前の映画「インセプション」舞台挨拶。
今でも、編集長が唯一の“自慢バナシ”です。

ブログに書かれなかった真実を、酔っていつも話したがるご自慢のテッパンエピソードをスタッフの主観も交えてお話します。


寒いNYで、背中は汗びっしょり。
なんとディカプリオのインタビューを単独で!

23年間の編集者人生の中で、
お会いするのは二度目になりますが、
単独インタビューは、初めて……
おまけに、
語学の問題がありまして……

小梨さんに助けてもらいました。
ごめん。


当時の編集長は雑誌『MEN’S CLUB』に在籍し「石原慎太郎にも北野武にも、田中真紀子にもインタビューした」その頃、ラスボス的なインタビューだったことは想像に難くないですが、とりわけいつもとは異なる雰囲気に反応したのは身体の方で

(待ち時間のときから)5分に1回もよおした!

先にも後にもこのときばかりは緊張MAXだったんだ、と。
海外VIPは“通訳NG、録音NG、写真NG…”といったレギュレーションが厳しい上に、ついにこの日は「5分5問で終わらせて下さい」という、時間制限まで。

街頭アンケートでも、もうちょっと時間とるよね?なんて思っていると、
直前の(確かフランスのメディア)インタビューで少し過激な“お下ネタ”をぶっこまれたディカ様が、怒って中断…。
からの「やっぱり3分3問で終わらせて下さい」
…最悪の雰囲気でスタートしたのだそうです。


でも、上手くいったぞ!
生涯の記憶になりました!


2度目とはいえ、相手は世界的超VIP。
ディカ様は自分のことなど覚えていないだろうと
「はじめまして(Nice to meet you)」と話しかけると、開口一番

「NICE TO SEE YOU AGAINだよ!」なんとなんと覚えていてくれた。

行きの飛行機の時間をフルに使って覚えた英語の質問は、あっというまに終わったらしいのですが「4問目もどうぞ?」と言ってくれたそうです!

お手洗いを我慢しながら(笑)当日のファッションについて聞くと、快く回答。
さらに、マネージャーの「もう終わりだぞ」をディカ自ら静止して「Next question!」5問目の質問まで!

できたのは良かったのですが、
気を良くしたディカ様は「Last question!」と、6問目も応えてくれるという大盤振る舞い。
※確認ですが、ずっとお手洗いを我慢しています(笑)

周りのスタッフ陣は“こんなこと初めてだ!”とビックリして、
インタビュー後に控えているパーティ会場からはブーイング(“はやくしろ!”という意)が聞こえてくる始末。

そんなアウェーの状況に加えて、語学力が壊滅的だった編集長。
振り絞った質問はなんと…。

「(ディカプリオの当時の愛車)プリウスはどうだい?」

その場にいる誰もが“えっ?”と思った質問でしょう?ところがどっこい。

「僕がプリウスに乗っているのを知っているのかい!?」
とテンション最高潮に!


MEN'S CLUBは、
レオ様が自分から持ってくれたんだよ!


一方で、編集長はずっとお手洗いに行きたくって
“早く終わってくれ”と思っていたんだとか(笑)。

その後、パーティ会場ではハグまでしてくれたそうな。
色んな偶然が重なって、より親密になれた(気がした)再開劇は
まるで『ロミオ&ジュリエット』のようだ…ってのは言い過ぎですね(笑)。

日本一“もってる”男と、世界一“モテる”男のお話です。

これにて校了とさせていただきます。

 

トガブロ。再読委員会

トガナリ。編集局のスタッフと共に、戸賀編集長が15年以上もしたためている『トガブロ。』を読み返そう!という編集企画。

10年前はどんなファッションがトレンドで、編集長はどんな時計をしていたの?など今だからこそ思うことがきっとあるはず。という大義を背負って、シンプルに“他人の日記を読みたい”というハラハラしちゃう連載です。これで、貴方も共犯ということで…悪しからず。

bottom of page